「雨」「水」にまつわる建築用語
おはようございます。水野たまりです。
梅の花もあちらこちらで開き、これから春に向けてまっしぐらです。
日本の風土は、四季折々の特徴があり、「多湿」である事も大きな特徴です。
「日本の建築物は、多湿気候がゆえに長もちしない?」という固定概念が根強く、その為に住宅の寿命は平均25年?!・・・、とイコールにしがち。
まぁ、そこら辺は専門家の判断に任せるとして、日本の住宅には「雨」「水」にまつわる名称をもつ部位、技術があることをちょっとだけ紹介いたします。
【雨押さえ】【土台水切り】【雨返し】【雨戸】・・・・、これは雨とうまく付き合う為に、日本文化が生んだ建築技能です。長く住まう為に、パッと見ではわからない部分に優れた機能が隠れています。
雨とうまく付き合う為に、もうひとつ先に進むと「雨水の利用」があります。
雨を導き、雨を溜め、あふれた雨はゆっくりと地面に返す。晴れた日には、溜めた雨を使って庭の散水や玄関のお掃除にも使う。
ちょっと設備を入れると、トイレの流し水にも活用でき、万一の時には雑用水として利用する。
今は下水道というものが発達し、それ以上に排水量や降雨量が増加しています。その為に各建築物が、存在しつづける為に「雨」について考えるという図式になっていますが、本来の雨水利用とは、ごくごく当たり前に生活の中にあったものなのだと思います。
建築物には様々な雨と付き合う工夫がなされています。「雨」を遠ざける技術+「雨」とうまく付き合う工夫。これからはその融合を考えた建築であるべきです。
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